南の島

2005年02月12日

バブルの後遺症

日本人がマネーゲームに踊ったバブル時代。
「今日買った土地は明日必ず上がる」との不動産神話を元に、
銀行は土地担保の何倍ものお金を貸し付けました。
そんな土地神話の影響がバヌアツにもあります。

前述の辻さんに泣きつくような電話がかかってきたそうです。
「バヌアツで600万円で買った土地の売却をお願いしたい」
未知の人物なので一旦は断ったそうですが、「あなたしかいない」
ということで不動産屋を探し、90万で売ってあげたそうです。
20分の3の価格にもかかわらず相手は非常に感謝しました。

いわゆる「原野商法」ですね。
そう簡単に来られない未知の場所で、
いろいろ吹いて高額のカネを出させる。
そのツアーはバスに缶詰で、かろうじて脱出し、
辻さんに実態を聞いた2〜3人は助かりましたが、
大多数はだまされたそうです。

売却しようにも日本国内ならいざ知らず、
地球の反対側では行くだけコストがかかって無駄。
そこを狙った原野商法の爪痕はまだこんなのどかな国に残っています。



issikikyurokusiki at 20:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)