2007年08月13日

「なんとか王子」のいろいろ5

「なんとか王子」が流行ってきて、数が多くなったので、私の目に付いたものだけピックアップしてみました。

ハンカチ王子:野球界
ハニカミ王子:ゴルフ界
スク水王子:芸能界
ポッチャリ王子:ゴルフ界
流し目王子:芸能界
監禁王子:犯罪界(笑)

これらの「王子」の共通点はどういう傾向でしょうか。
○ 小さい頃から良くも悪くも専門的にそれぞれの業界でやってきた。
○ 経済的に恵まれ「不良」ではない。基本は手のかからない良い子である。
○ 「追っかけ」には女性が多い。もしくは女性が絡む。

総じてメイド喫茶に執事喫茶と照らし合わせて、つくづく「格差社会だなあ」という感想を抱きます。

一昔前まではスポーツマンでも芸能人でも「私でも手の届きそうな親しみやすい感じ」というのがモテる原因の1つでした。しかしながらこの王子たちは良くも悪くもちょっと庶民には真似できない実力の持ち主です。

マスコミや周囲の人間は「15歳なのにこういう天才」などと持ち上げて、その超人振りに驚くのです。ここには「われらの仲間」という感覚は余りありません。王子の日常ということで、ベルサイユ宮殿にマリ・アントワネットの出産を見に行く庶民のような、と、そんなくらいが限度です。

日本では独裁者や「特権階級」は歴史上あまり流行ってはきませんでした。少なくとも表には出てきません。特権があっても目立たないというのが「平等社会」日本のタテマエで、それで社会は不平不満が爆発せず、持ってきたといえるのです。

しかし「支配したいし、支配されたい」社会というのはシビアです。現在の支配したい象徴が執事喫茶ならば、支配されたい象徴は「王子」現象でしょう。大胆な予想ですが、今後日本は貴族制度が復活するのではないでしょうか。

文明が進んで価値観の多様化が進めば、迷える子羊が増えます。その子羊の拠りどころが宗教でないならば、現実の人間に上に立ってもらうしか、世の安定は図れないのです。

issikikyurokusiki at 05:00│Comments(0)TrackBack(0)よしなしごと 

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