2007年06月29日
”老後”に親しむ
第2回ライフプランセミナー「リタイヤメントプランづくり」 〜豊かな老後を過ごすために〜
このセミナーの準備のことです。セミナーを開く上で何冊かの本を当事務所会長から取り寄せてもらって読んだのです。その中のいくつかをご紹介すると…
現代老後の基礎知識
全体が物語り風になっています。ちょっと悲観的な感じですが、最後はハッピーエンドで終わります。全体的に「まだ働きたい」ヒト向けの本です。
架空のハナシとは言っても求職活動などは結構現実的です。愛想が良さそうでハネられたとか、若くて意地悪な担当者にイビラレたとか、胸の詰まる話が多いのです。海外に出よう！で締めくくられますが、日本の年配者にきつい現状を垣間見る感じがします。
このセミナーの準備のことです。セミナーを開く上で何冊かの本を当事務所会長から取り寄せてもらって読んだのです。その中のいくつかをご紹介すると…
現代老後の基礎知識
全体が物語り風になっています。ちょっと悲観的な感じですが、最後はハッピーエンドで終わります。全体的に「まだ働きたい」ヒト向けの本です。
架空のハナシとは言っても求職活動などは結構現実的です。愛想が良さそうでハネられたとか、若くて意地悪な担当者にイビラレたとか、胸の詰まる話が多いのです。海外に出よう！で締めくくられますが、日本の年配者にきつい現状を垣間見る感じがします。
定年後
これは良い老後、悪い老後の実例が非常に豊富で、あっという間に読み終わります。数千人の高齢者にヒアリングした筆者ならではだと思います。老後というと暗いイメージですが、本当にさまざまな老後があることが分かります。
老いの流儀
60年安保の教祖が書いた「老後論」です。若僧が読むとずいぶん過激なことをいってらあ、というような内容が多いのですが、80歳になってもマネできない広範囲な知識を持ち、元気だなアという印象があります。
こういう”老後”の本を見ると、青春時代は1度しかない、というように、老後時代も1度しかない、という格言が成り立つことが分かります。何も若いことに対するコンプレックスではなく、経済的にも時間的にも余裕のできる人生のひとときはそうはないではないか、ということなのです。
しかしこれまで日本社会を支え働いてきた方々は、いきなり「人生を楽しみましょう」と言われてもピンと来ない戸惑いがあります。そこでどう意識を変えるかということが老後には大事でしょう。
「妻の感覚を大切に」などという身近なところから資産運用に至るまで、会社勤めとはまるで違った世界であることに眼を開かねばならないようです。
これは良い老後、悪い老後の実例が非常に豊富で、あっという間に読み終わります。数千人の高齢者にヒアリングした筆者ならではだと思います。老後というと暗いイメージですが、本当にさまざまな老後があることが分かります。
老いの流儀
60年安保の教祖が書いた「老後論」です。若僧が読むとずいぶん過激なことをいってらあ、というような内容が多いのですが、80歳になってもマネできない広範囲な知識を持ち、元気だなアという印象があります。
こういう”老後”の本を見ると、青春時代は1度しかない、というように、老後時代も1度しかない、という格言が成り立つことが分かります。何も若いことに対するコンプレックスではなく、経済的にも時間的にも余裕のできる人生のひとときはそうはないではないか、ということなのです。
しかしこれまで日本社会を支え働いてきた方々は、いきなり「人生を楽しみましょう」と言われてもピンと来ない戸惑いがあります。そこでどう意識を変えるかということが老後には大事でしょう。
「妻の感覚を大切に」などという身近なところから資産運用に至るまで、会社勤めとはまるで違った世界であることに眼を開かねばならないようです。
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この記事へのコメント
1. Posted by 深石 ネズミ 2007年07月04日 11:50
老後の過ごし方は千差万別で一般的なルールはない。しかし60歳代以上では、勤労精神が教育の中でも幼少時代から培われ、働くことは善であるという信念に縛られている。日本が豊かでなかった時代の貴重な信念で、これによって日本が現今の状況にある。やはり老後の過ごし方はヨーロッパとりわけ、イギリスなどに学ぶべきであろう。最近H.ギッシングの「ヘンリー･ライクロフト氏の私記」を読み直ししみじみ感ずる。
2. Posted by フレンチフリゲート 2007年07月04日 18:03
おお！会長コメントありがとうございます！会長の”ココロ”をセミナーで大いに使わせていただきますので、よろしくお願いいたします。
