青山の嵐気を吸う(上)青山の嵐気を吸う(下)

2007年06月05日

青山の嵐気を吸う(中)5

3f16b811.jpgこの道は、山が迫った川沿いなので、思わぬところからクルマの走る音などが聞こえてきたりします。国道や鉄道と山に潜ったり蛇行したりしながら、川沿いを進むのです。どんなに自然自然といっても、人間である限り、ヒトの世界と隔絶することはありません。

今回は正規ルートを外れ「鬼怒川河岸散策ルート」へ寄り道しました。河岸ギリギリまで降りることができるルートで、しかし写真のように、道だか山肌だかわからないような道なき道で、たまに現れる人工物が頼りです。何度か道を見失いそうになりながらも、道を見つけて進むのはハイキングの醍醐味です。

こんな山の中でも、ちゃんと炭焼きの跡があったりと、ヒトの生存への営みと努力の跡は留まるところなしです。

川治温泉駅近くになると、集落もあり、普通のアスファルトの道にトンネルなどもあります。地元の子どもがサッカーボールなどを蹴っています。この辺りの家々は農家もあるようですが、大部分は旅館その他のヒトの住まいでしょう。敷地を悠々と取ってあり、墓地でさえも広々としています。

兎はね鬼怒川は写真の「兎はね」のように自然の造物ではありますが、多くダムが作られているところでもあります。ところどころには高い高度で鉄道の橋がかかっています。険しい地形に鉄路を敷くよりも、トンネルで山を越え、鉄橋で川を跨いだ方がはるかに面倒臭くなくて良いのです。

木漏れ日と嵐気の向こうにある人間の造物はしかし、何か頼もしいものを感じます。何だかんだ言っても人間は自然には勝てず、自分たちの造ったものでその猛威をしのぐしかないのです。

黄金橋よりそうこうするうちに一際がっしりした吊り橋を渡るとゴールの川治温泉街です。並行する鉄橋を電車が会津に向けて走っていきます。

以前そうしたように川べりの露天風呂に入ることにしますが、まずはお昼です。風呂は外部から眺めると、休日ながら人は余りいないように見えました。まだ12時前です。

まず商店街に行き、地元の方推薦のそば屋に行きます。前回の訪問で露天風呂に一緒に入っていたお年寄りに聞いたのです。さすがに観光客は居らず、地元人とおぼしきヒトばかりです。あっさりとしたうまさは変わりませんでした。

ハラを満たすといよいよ露天風呂です。(下に続きます)

issikikyurokusiki at 05:00│Comments(0)TrackBack(0) 社労士旅行記 

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