2007年04月05日

バヌアツを思い出す5

給与計算の打ち合わせで、外国人経営の日本企業へ行ってきました。トップは日本語の分からない外国人ながら、実務上のアレコレは日本人です。しかし日本語が分からないにしてもさすがはトップです。さまざまな細かい質問を投げかけてきます。

会社の事情が分からないので、こちらは黙っていましたが、役員のうち一方の方は大変陽気な方で、分からないながらコミュニケーションしてくれました。

忘れかけていたバヌアツの毎日を思い出しました。あっちはイギリス英語にアメリカ英語、それにフランス語、ビスラマ語、その他現地語です。たとえ現地人といえど、フランス語が分からないヒトもいます。私などは英語ですら中学生レベル以下です。

しかし用は務まったのです。なぜでしょうか?

言語は決して学問ではないのですね。お互いの気持ちが伝わることが重要なのです。書類を早く作ってくれ、という場合、document(書類)とかcertificate(証明書)とかいう単語さえ覚えていけば、何とかなるものです。分かったか分からないかではなく、こちらに伝えるべき主体性があるかないかです。

また相手の態度にもよりますね。友好的ならば、南の島らしく明るいならば、たいていの用は足せます。それを弁じるならば中学生レベルで十分なのです。

文法を重んじる”日本的”英語はもちろん通じるのですが、冗談を言ったりするレベルまでといっても、そんなにお勉強は必要ありません。楽しいなという気持ちさえ表せばいいのですから。

外国人で陽気なヒトは、その感覚をよく知っているような気がします。日本語ができないのに、日本に来てまでビジネスしようというくらいの外国人は、言葉は通じなくても分かり合える可能性がある、ということを骨身に染みて分かっているのです。

issikikyurokusiki at 05:03│Comments(0)TrackBack(0)南の島 

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