2006年11月07日

ドンドコドンのチャンチキリン5

b038a001.JPG写真は夏目漱石の「坊っちゃん」です。新宿高島屋の紀伊国屋書店、最上階の洋書売り場で買いました。舞台が私の故郷の松山で、屈託のない表現が好きで繰り返し愛読し、どこがどういう場面か暗誦したものです。

これ、漱石が亡くなって2〜3年後、和文英訳されて出されたもののようです。ですから今から80年以上前の大正時代の英語なのですが、この英語、よく分かるのですね。今、こういう「日本語でよく読んだ本を英語で読んでみる」ということに注目しています。

なぜよく分かるかと言うと、以前から暗誦するほど愛読していた本だった故に、よく情景が分かるからです。例えば、

どうしてオレの寝床にバッタを入れたか?
How dare you put grasshoppers in bed?

野だのちくしょう、オレを勇み肌の坊っちゃんと抜かしやがった。
The brute of Noda said I was a headstrong,driving,simple boy.

ドンドコドンのチャンチキリン
Dondoko dongno chanchikirin!

などと、

文法など知らなくてもここはこういうシーンだと頭にピンと来るからです。外国語はシャカリキになって勉強するものではないということが分かります。強いて言えば、日記やブログと同じように「習慣化」することですね。理論よりも右脳の感覚でスッと頭に入るという感じです。

この本、実はバヌアツに持って行ったことがあります。そして、1フレーズずつ書き出し、意味を書くという「日本の教育的勉強」をしたことがあります。楽しくなくて3日坊主に終わりましたが。

はっきり言って「ヘタクソ英語」の蔓延するバヌアツのような国では文法はさほど必要ではないのです。しかし単語や慣用句は覚えていないと、文字通り話にならないのです。この「坊っちゃん」は会話もソコソコ出て来ます。大正時代の英語ではありますが感覚はつかめるでしょう。

この、「感覚的英語」を持ってして「日本の教育」に近付かない感じで、自分なりの英語の勉強が整理できないか模索中です。

issikikyurokusiki at 05:01│Comments(0)TrackBack(0)南の島 

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