2006年06月03日

オーストラリアの少子化克服5

オーストラリアの出生数増加、92年以来のベビーブーム(ロイター)

フランスに次いで、先進国では2例目の出生率増加です。その原因は、
1、少子化対策の助成金を導入
2、効果的なスローガンの声明
の2つです。

このスローガンは「ママのために1人、パパのために1人、そして国のために1人」というものだそうです。

日本ではどうでしょうか。、「ママのために」は「ママの老後の年金のために」と言い換えた方が良さそうです。それでも年金も不信ですし、「国のために」なんて言うと右翼扱いです。それでもカップルを目覚めさせるような良きスローガンを政府にお願いしたいですね。

1の助成金は18年度から日本国も本格的に力を入れ始めています。

子育て女性起業支援助成金
中小企業子育て支援助成金
両立支援レベルアップ助成金(休業中能力アップコース)
両立支援レベルアップ助成金(事業所内託児施設設置運営コース)
両立支援レベルアップ助成金(子育て期の柔軟な働き方支援コース)
両立支援レベルアップ助成金(ベビーシッター費用等補助コース)

とこれだけのラインアップをこの4月から揃えました。上2つは新規のもので、下4つは以前からあった助成金の見直し・改正で、名前を変えたものです。今回の改正で「改悪」になった助成金も多いのですが、少子化関係は金額が増えたり、要件が緩和されたりとかなり「改善」されました。

いずれの助成金も制度の策定+その実行を柱としていて、紙だけじゃダメよ、その場限りの実行だけじゃダメよ、と釘を刺しています。しかしこれらの助成金で少子化が緩和されるのでしょうか。できたばかりの助成金ですが、ここはぜひオーストラリアにあやかりたいものです。

issikikyurokusiki at 03:39│Comments(4)TrackBack(1)その他社労士関連 

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1. 出生率の低下に歯止めがかからない・・・  [ 村上隆洋の「ゴーゴー社労士!」 ]   2006年06月03日 14:32
こんにちは、「ゴーゴー社労士」です。 Livedoor Blogを利用しているブロガーにとって一昨日と昨日は受難の日であったに違いありません。理由は定かはありませんがシステムが落ちてしまい、管理画面にすら入れない状況が長時間続きました。当然ブログの投稿もできないので...

この記事へのコメント

1. Posted by 「ゴーゴー社労士」村上隆洋   2006年06月03日 14:42
深石さん、こんにちは。
コメント・TBありがとうございました。

オーストラリアのスローガンはわかりやすいですね。

私のブログでコメントしていただいたように「少子化前提」で対策を考えるか、まだ「少子化克服」という視点で対策を考えるかということを国民全体で考えていかなければならないのかな、と思います。

2. Posted by フレンチフリゲート   2006年06月03日 14:56
5 村上さんコメント・TBありがとうございます!

日本も育児助成金の新時代になりました。吉凶どう出るか見ものです。それにしてもオーストラリアの助成金の内容が知りたいですね。
3. Posted by nasu   2006年06月03日 17:12
ご無沙汰しております、覚えていらっしゃいますか?

私は今回、出生率の低下のニュースを見たとき、「年金や労働力のためになんか子どもを産んでたまるか」などと思いました。オーストラリアのスローガンがそのまま日本になじむとは思えませんが、少子化の問題点がクローズアップされる中、子どもを産み育てることに肯定的な世論/言論があるとは思えません。むしろ「今産んだら、お母さんも、子ども自身も苦労するぞ〜」って大合唱が聞こえるくらいです(笑)。

私の会社にも秋に出産を控えた方がいらっしゃいます。初めての出来事ですが、できれば育児休暇もとり、戻ってきて欲しいなぁ、と私個人は思っています。とはいえ、それを支援する方向に会社はなかなかなりません。勉強するのに、お勧めの書籍などありましたら教えてください。
4. Posted by フレンチフリゲート   2006年06月03日 20:34
5 nasu-hさんコメントありがとうございます!
覚えていますとも。K先生の心理セミナーでご一緒しましたね。その後ご無沙汰です。

さて、育児意識の問題ですが、女性バンザイのフェミニストの理想論でも良くなるとは思えず、かといって、男尊女卑の古いスローガンも説得力がありません。

ここは「将来どういう社会を作りたいのか」「どういう人間の集まる日本国にしたいのか」という大局的な指針が必要です。それが決まって初めて女性は産むべき、いや、人口が減るまいと自由だ、という論議がなされると思います。

強いて挙げれば今ベストセラーになっている「国家の品格」http://book.shinchosha.co.jp/wadainohon/610141-6/index.htmlでしょうか。全てのヒトが国家や社会でなく、子育てにどういう「情緒」を見出すか、そこにかかっていると思います。

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