2005年07月04日

バヌアツの女(ひと)帰国

全く久々のバヌアツネタです。
2ヶ月前、成田で出迎えたバヌアツ人のアニーさんが、いったんバヌアツに帰ることになり、宿泊の手配、案内などを2日間に渡って行いました。

http://blog.livedoor.jp/issikikyurokusiki/archives/20892979.html

7月2日、土曜日正午、手配したホテルへ行ってみると、約束の時間より早く着いて休憩料金で部屋に入っているとのこと。今日は彼女の誕生日で、お祝い会を開く予定です。ただし早朝から四国を出てきたということだったので、手続きをした後休んでいただき、私はその間成田山新勝寺へ行きました。新勝寺

成田は空港の町であるとともに、江戸期以来の門前町でもあります。朝から何も食べていなかったので、高くても旨そうな観光地の食事に目移りします。それでも起伏のある町並みを歩いて、新勝寺の広大な敷地を見て回りました。この暑いのに本堂では火の粉が出るほどかがり火を焚き、坊さんがお経を唱え、敬虔な信者が正座して祈りを込めていました。

午後4時、空港に戻り、アニーさんと待ち合わせて、レストランでお誕生会。ハッピーバースデイ!と言って乾杯しました。南太平洋のバヌアツ共和国はもともと英仏共同統治領で、地元のバヌアツ人は英語・仏語・現地のビスラマ語の3ヶ国語ができるのは当たり前です。私のつたない英語も「理解できた」レベルで何とかコミュニケーションできました。



バヌアツ人は人情深く親切なところは日本人と同じで、環太平洋の島国の共通点でしょうか。白人相手だと機関銃のようにしゃべらないとという強迫観念が出てしまうのですが、私の豆鉄砲程度の英語も辛抱強く聞いていただけました。

東京・埼玉・千葉・神奈川を合わせたほどの広さに三鷹、鎌倉市くらいの人口しか住んでいないバヌアツはしかし、人種のるつぼと言われるほど、外国人の存在感があります。異文化にアレルギーを感じない点は学ぶべきところでしょう。バヌアツのフランス系住民は英語は教育で学んでも退化している人も多く、日常生活で言語を使い分ける必要があります。異言語への理解はコミュニケーションに不可欠でしょう。

片言の言語力でも暮らせる気軽さはバヌアツの魅力の1つです。彼女は青年海外協力隊の若い人が、1か月でビスラマ語をテレビの前でベラベラに話すようになったと驚いていましたが、言語としてはビスラマ語は覚え易いのです。例えば、hem(ヘム)という1語で、英語で言うhe,she,it,her,himを兼ねるなど、簡単にできています。英仏語は35,000語覚えなければなりませんが、ビスラマ語は2,500語で意思の疎通ができます。

彼女は2ヶ月四国で暮らしましたが、英語ですらやりにくい土地では疲れたでしょう。本人は四国でアメリカ人と間違われたと言っていました。先日東京に来たときには、ブラジル人と間違われたそうです。バヌアツ共和国はニューカレドニアに近いと言っても分からないので、オーストラリアの近くと説明してようやく理解してもらえました。そんな風に一生懸命交流し、心細いながらも日本語を勉強しようとする姿は、私がバヌアツに行ったときを見ているようでした。成田を立つ

翌日は見送りにもう1度成田へ行きました。大人なのでそんな必要はないのですが、日本に残るダンナさんの気遣いで、飛行機が出るまでの時間、荷物を運んだり、喫茶店などで話したりしていました。午後8時。中継地のニューカレドニアへ向けて旅立っていきました。明後日には首都ポート・ビラに到着し、来週中には彼女の出身地の島に帰る予定です。

issikikyurokusiki at 07:27│Comments(2)TrackBack(0)南の島 

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この記事へのコメント

アニーと言えば、アナキン・スカイウォーカーを思い出します。いよいよスターウォーズも完結です。いつ見に行きましょうかね。関係ない話でスミマセン。アニーつながりということで。
2. Posted by フレンチフリゲート   2005年07月06日 01:08
新島さんありがとうございます!

ほほ〜スターウォーズですか。ダイナミックな仕事人新島さんの意外な一面ですね。

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