2007年01月

2007年01月30日

なぜ残虐刑が廃止されたか3

死刑の多様化を提言 刑法改正検討委

残酷な殺人事件が起こるたびに死刑の論議が高まります。中にはレイプ犯はポ○チ○を切れとか、痴漢は手を切断しろとか、そういう意見もあります。特に被害に遭った方の関係者は何刑に処しても飽き足らないという感情もあるでしょう。

どうして刑法は去勢刑などの刑罰を許さないのでしょうか。

明治初年以前は日本でも斬首刑、火刑、磔刑、水殺、鋸引き、引き回しなど、死刑の方法もいろいろありました。赤穂浪士の討ち入りなどに代表される「敵討ち」も死刑のうちでしょう。江戸時代は放火犯は火あぶりとか、案外合理的そうな刑罰も多かったのです。

しかし死刑は明治初年、絞と斬に整理され、現在の密室の絞首刑に固まっています。欧米列強に野蛮国と見られないようにという政治的理由もあったでしょう。しかしそれ以上に、いわゆる「グロ」は感情としてそぐわない時代になったという理由が大きいのです。続きを読む

issikikyurokusiki at 05:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)よしなしごと