2005年07月

2005年07月23日

社労士の工場見学3(人事)

昼食のとき、人事の話も出ました。オイルショックもバブル崩壊も、特にダメージもなく過ごされてきた安定した会社さんは、人事も余裕があります。

この会社は性格的に社会になじめないような若者を2人救済し、戦力にしています。昔はひっくり返って駄々をこねていたような若者が、キツイことを言われても笑い飛ばせるような性格になったそうです。その資質があればどこへ行っても通用しそうな気がします。

問題になった期間はフルタイムを改めて「いつでも来れるようなパートにして様子を見よう」としました。そしてある程度経つと正社員に戻したのです。「1人だけパートじゃ気の毒だ」と言うのです。この会社の従業員はすべて正社員です。パートにして人件費を減らそうという風潮の中、驚くべきことです。

途中まで中途採用もしていたそうですが、現在は学校経由で新卒者を雇い入れています。これも「社会貢献のため」といいます。今日の工場見学は社長が予告したものではなかったようですが、従業員の方には親切に説明していただきました。教育もあるのでしょうけれど、どの方も表情にゆとりがあり、人を受け入れることに悪意も善意も何も他意のない感じで、好感を持てました。

この社長さんも戦前戦後の厳しい時代を生きた方ですが、決して「苦労した」などとおっしゃる方ではありません。しかし印象として良い苦労のみされて、年を取られたなという感じでした。この会社さんよりお金儲けしたところがあっても、では従業員が良い表情で働ける会社になっているかというと、必ずしもそうではないような気がします。続きを読む

issikikyurokusiki at 03:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)交流会・勉強会