2005年02月28日

ローランド家

さて、マラポア半島の頂上にあるローランド家へ。バヌアツで相当の素封家で旅行会社とレンタカー会社を経営しています。

邸内は15畳敷きはあろうかという大きなリビングを中心に台所と、これも10条敷きのテラス、8条敷きくらいのベッドルームが4つあり、御殿のようです。

常夏の国なので暴風雨でない限りは朝食は遠くハイダウェイ島を望むテラスで。リビングにテレビなどは置かず、会話を楽しむという習慣です。月に1度は宴会が開かれ、40人くらいでも余裕の収容力です。

ローランド氏は白人なのですが、一度ローランド家縁戚大宴会が開かれたときなどは、黒白黄色40人以上が集まり、賑やかでした。しかし大部分がフランス語なので、私は黒人の少年をつかまえて、英語で話していました。

ローランド家は先祖代々のバヌアツ人ですが、やはり白人はお金持ちです。これに対し、黒人はニ・バヌアツと呼ばれています。人口の95%を占めるので、やっぱり貧しい人も多いです。しかし彼らは決して不幸な表情をしておらず、凶悪犯罪や内乱も起こらないのはなぜでしょうか?

issikikyurokusiki at 21:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島 

2005年02月26日

ポートビラ郊外、マラポア半島

市街から1本の道で通じる、ポートビラ・メレの湾内を一望するマラポア半島は小高い丘になっていて、中腹から山頂にかけて住宅地になっています。私はここのとある旅行会社の社長宅に、3ヶ月ホームステイさせていただいていました。

延々と急な坂の続くところで、自転車の変速機がこんなにありがたいと思ったはありません。ただし高校もあり、ちょっとした文教地区です。白人の住む家と、普通の住民の住む家とは相当な格差があります。私のホームステイしていた家は前者ですが、その模様は次号で。

その家に行く途中、坂の下で、未舗装のガタガタ道があり、自動車がよく通るのであちこち陥没して水溜りができています。40度位ある急坂の下なので、自動車も通過するのはテクニックが必要です。

住民はこんな道路にしておくのは危険だということで、舗装したり、整備することを市に陳情したようです。しかしなかなか市が工事に取り掛からないので、ついに住民は税金の不払い運動を起こしました。ポートビラには住民税の一種として、豊かな集落が貧しい集落を助ける相互扶助税がありますが、その支払いを拒否したのです。

その結果、件のガタガタ道は穴ぼこに砂利を入れる程度の工事がなされました。(自転車はかえって走りずらくなった)しかし、雨が何回か降って、結局元の木阿弥です。バヌアツ人の国民性に良く言えばおおらかな、悪く言えばいい加減な国民性がありますが、これもその例でしょう。ある程度顔を立てれば実効がなくても許してしまうというのは、どこかの国と似ていますね。




issikikyurokusiki at 22:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島 

2005年02月24日

バヌアツからの手紙

ポートビラに脳溢血で倒れ、半身不随になった方がいます。
その方からメールが来ました。

日本でリハビリを受けたいというお話だったのですが、
その前に、中国の鍼の名医がいるとのことで、
2〜3ヶ月様子を見るという話です。

確かに鍼は神経系に効くこともありそうですから、
ぜひ東洋医学特有の効能があることを祈りたいです。

それにしても中国の医者の話を
バヌアツでよく聞くようになりました。
中国人は熱心で勉強家なようです。

ヨーロッパの医者は薬品に頼る傾向があるようです。
「ペニシリンが効かない!?よし!スペッシャルや!」
というノリで、太い注射針をブスッと突き刺す、
そんなイメージです。

私のいた5年前くらいはそんな感じでしたが、
今や、経済のみならず中国の進出が盛んです。
バヌアツのようなところにも来るのですから、
他地域はなおさらでしょう。


issikikyurokusiki at 21:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島 

2005年02月23日

大ゲンカ

いよいよポートビラの湾を包むマラポア半島の付け根まで来ました。ここの何の変哲もないガソリンスタンドでものすごいケンカを見たことがあります。

最初は男がもう1人の男を一方的に何か叫びながら殴っている、というイメージでしたが、そうするうちに周りに群集が集まり始めました。木の棒を持っている者もいて、不穏な感じです。当事者はあっという間に見えなくなりました。

群集はあっという間に200人くらいになり、大集会になりました。折から通りかかった結婚式の車列も加わって混乱し、何が起こっているのか分かりません。1人に聞いてみると「ミニバスのガラスを割った」とのこと。警官が何か説明していて、そのつど周りを囲む群衆が何か指差して口々に説明している、といった光景でした。

ああこれがバヌアツのケンカか。と思いました。当事者は警察へ行ったようですが、よく分かりません。平和な島ではケンカもイベントのひとつなのでしょう。群集のおかげで、ただのケンカが凄惨な暴力になることを止めていると思われます。

ちなみに外国人が居住権を取ると、片道の飛行機代を徴収されます。何か犯罪を犯すと国外退去にするためのものです。刑務所に入れておくより、さっさと出て行ってもらった方が、カネもかからなくて済むからなのだそうです。

issikikyurokusiki at 21:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島 

2005年02月21日

日本食商店

住宅が増えだし、ガタガタ道やヘアピンカーブの多い宅地を縫って、幹線道路はポートビラ市街を目指します。アップダウンの多いコースですが、バヌアツの多くの道と違って、国際空港につながる幹線道路はよく舗装されており、自転車でも快速ですっ飛ばすことができます。

たまに若者や子供たちが歓声を上げて手を挙げてきたりします。背中を叩かれて転びそうになったこともあります。掛け声は「ヘイ!チャイニーズ!」日本人は東洋人としてはまだまだメジャーではありません。

幹線道路の一角に「ジャクソン・ロー」という一見何の変哲もない小商店があります。この商店、実は健康食品としてひそかなブームとなっている日本食を扱う商店なんです。

醤油を中心とした各種調味料、さらにそばやうどん、インスタントラーメンがあります。そばやうどんは高く、どこのものか分からず、いつから置いてあるのか分かりませんが、インスタントラーメンはちゃんと「出前一丁」がありました。中国でライセンス生産したものを輸入したようで、食ってみるとまともな味でした。

issikikyurokusiki at 22:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島