2007年08月01日

”復活”した年金制度4

老齢厚生年金の繰下げ

要は本来65歳でもらうべき年金を、70歳からにすると、待った分増額されるよ、ということです。但しこの制度、平成14年4月から、70歳未満まで厚生年金被保険者資格が延びたことによって、いったん廃止されたのです。

その廃止のココロは、年金受給者で
○ どうせ働くのだから、働いているうちは年金は要らない、その間繰り下げして70歳からもらうことにすれば年金も増えるじゃないか。

と考えるヒトに「そうは行かんぞ」という制度だったのです。何が何でも65歳からもらって頂いて、年金を削りましょうというものです。

しかしこれ、5年ほどやってみて、やっぱり繰下げ認めたほうが良いと判定したのでしょうね。「年金は要らない」という方はその意志を尊重しましょうということになったのです。そしてこの19年4月に復活したのです。続きを読む

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2007年07月31日

2世2世というヒトも2世(笑)2

『日本人よ!』イビチャ・オシム著、長束恭行訳

安倍首相に退陣論が喧しいです。しかしなぜ退陣しなければならないかというとその論議はしっかりしていません。そもそもこの選挙戦自体、何を争点にしているのかというのが非常に薄弱だったからです。

自民党が負けた原因は、
○ 年金問題 ○ 大臣の失言
です。しかし年金問題は昔からの積み重ねによるもので、失言は大臣のクビを挿げ替えれば済むことです。全ての国民が心配していることはもっと別なところにあります。

消費税や少子化対策など、また改憲問題など、日本の根幹に関する問題を論じてもらいたかったですね。年金にしても「ダメだダメだ」というばかりで、民主党の基礎年金消費税財源説や、厚生年金の積立方式転換説などの論議はありませんでした。

それにも増してあやふやなのは「安倍首相はお坊ちゃまだから」という論議です。こういう論説を書くエライ記者様も実は2世であることを忘れていやせんか?といいたいです。続きを読む

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2007年07月30日

参院選とマドンナ・ブーム4

今回の参院選、89年の参院選以来の自民党大敗といいます。では18年前には何があったのでしょうか。それをもって今回の参院選の未来を予測することは可能でしょうか。

89年には「マドンナ・ブーム」と言われる現象がありました。女性候補を積極的に擁立し、当時の自民党を改選議席過半数割れに追い込みました。当時の社会党委員長は開票速報番組の中で「山は動いた」という名言を残しました。

今回の参院選も「姫の虎退治」を始め、各地で女性候補の活躍が目立ちました。では18年前の「マドンナ・ブーム」はその後の日本政治史にどのような影響を与えたでしょうか。その後の経過は、

○ 1990年の総選挙でも60年代後半並みの136議席を回復した。
○ しかし自民党は安定多数の286議席を獲得し、底力を見せた。

○ 社会党の政権交代の実現は頓挫し、万年野党だとの批判を受けた。
○ 社会党の一人勝ちに不満な当時の民社党・公明党の離反を招いた。

○ 湾岸危機では社会党は「何でも反対」で国民の失望を招いた。
○ 1991年統一地方選挙は空前の敗北に終わった。

というものです。要は参院選で勝った社会党は政権奪取ができずブームを生かせなかったのです。これは要するに何が悪かったのでしょうか。続きを読む

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2007年07月28日

自由の女神の目指す所は…5

ドラクロワ―民衆を率いる自由の女神

見る人全てに感動を与える名画です。自由の女神の左のシルクハットをかぶった人物はドラクロワ自身ともいわれます。女神自身は決して”深窓の乙女”ではなく、過酷な労働に鍛えられた肉体を持って、たくましくリーダーシップを取って民衆を導いています。

ただし女神の下に累々と横たわる遺骸は、自由を獲得する難しさを現しているともいわれます。自由を信じて亡くなった人々を踏み越えて、女神はどこに民衆を導いたのでしょうか。

革命以来、何度も共和政と帝政の間を行きつ戻りつしたフランスらしい表現です。ただこの絵が描かれた時点では王から王への禅譲が行われただけで、まだまだ揺り戻しの歴史を体験しなければなりませんでした。

そしてフランス流の”自由”はどこに結論を求めたでしょうか。続きを読む

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2007年07月25日

東京の「先端」に行ってみる5

東京側東京の「先端」とは何でしょうか?高層ビルのてっぺんでしょうか。それとも流行の最先端という意味でしょうか。地図で言うと東なら江戸川の河岸でしょうか。西なら雲取山、南なら小笠原諸島、北なら荒川の河岸でしょうか。

まあいろいろ意見があると思いますが、今回は荒川の河口の延長、若洲に行ってきました。

ゴルフ場があって、ある国会議員がゴルフをして土を掘り返すと、貝殻が出てきたという埋立地です。若洲とは「若い土地」の意味だそうです。昭和49年埋立完了ですから、私より若いです。

言うならば東京湾に突き出た「先端」といえるでしょうか。まあとにかく荒川河口を極めたい!海を見たい!という思いで出かけました。

荒川河口荒川の河岸を南下します。日頃のトレーニングでは葛西橋でUターンするのですが、今回は先に進みます。有名なゴミの島、夢の島に突き当たりこれ以上いけないところが左の写真です。

見える橋は京葉線と高速道路が走る湾岸橋です。荒川のこれより下流に橋はありません。ここから向こうは海です。

荒川から離れ、夢の島に入り、辺りが荒涼としてくると若洲の島です。汐の匂いの中に釣り人、さらにマリンスポーツの人々がたむろしています。休日なので工場や倉庫で働くヒトはほとんどいません。続きを読む

issikikyurokusiki at 05:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)社労士旅行記