2005年02月13日

では実際に行ってみましょう!

ではこれからバヌアツの首都、ポートビラへ実際に行ってみましょう!

バヌアツへの航空券は格安券がありません。従って、20万円ほど出して航空券を旅行会社などで買うことになります。乗り継ぎはシドニー、メルボルン、アデレードなどオーストラリアの諸都市に、フィジー、ニューカレドニアなどです。トランジットは最小で4時間半、最長で1日くらいで、ニューカレドニアなどでは泊まってバヌアツ便を待つことになります。

シドニー便だと夜8時頃出て、朝7時半頃着き、正午にシドニーを出て、夕方4時にバヌアツ到着というパターンです。

行程はずっと太平洋ですが、パプア・ニューギニアの首都、ポート・モレスビーが宝石のように見えたりとか、ニューカレドニアの珊瑚礁が青々と目を楽しませてくれたりと、変化もあります。

シドニーからエア・バヌアツに乗り換えると、観光客半分、政府関係者・現地の人半分といったところでしょうか。もう雰囲気は生活列車のようでスチュワーデス(古い表現か?)もお客と顔馴染みで笑顔で近況を報告し合ったりしています。

機内食はオーストラリア米も出て、何か雰囲気が漂います。最近、観光用の派手なビデオ(目まぐるしいが…)ができて、退屈しません。以前は博物館で流されているものと同じ、バヌアツの宗教だの、人々の生き方というような地味なビデオでしたが、多少は考えたようです。

到着はバウアーフィールド国際空港。バヌアツ各島への乗り継ぎ便も出ていますが、規模は日本の小都市の駅くらい。最近は真夜中到着でもバンドが派手なバヌアツ音楽をやって歓迎してくれるようになりました。

ではホテルへ!

issikikyurokusiki at 20:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島 

2005年02月12日

バブルの後遺症

日本人がマネーゲームに踊ったバブル時代。
「今日買った土地は明日必ず上がる」との不動産神話を元に、
銀行は土地担保の何倍ものお金を貸し付けました。
そんな土地神話の影響がバヌアツにもあります。

前述の辻さんに泣きつくような電話がかかってきたそうです。
「バヌアツで600万円で買った土地の売却をお願いしたい」
未知の人物なので一旦は断ったそうですが、「あなたしかいない」
ということで不動産屋を探し、90万で売ってあげたそうです。
20分の3の価格にもかかわらず相手は非常に感謝しました。

いわゆる「原野商法」ですね。
そう簡単に来られない未知の場所で、
いろいろ吹いて高額のカネを出させる。
そのツアーはバスに缶詰で、かろうじて脱出し、
辻さんに実態を聞いた2〜3人は助かりましたが、
大多数はだまされたそうです。

売却しようにも日本国内ならいざ知らず、
地球の反対側では行くだけコストがかかって無駄。
そこを狙った原野商法の爪痕はまだこんなのどかな国に残っています。



issikikyurokusiki at 20:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島 

2005年02月11日

現在の仕事

さて、最後にバヌアツを離れたのは2002年9月ですが、そんな中で、どうしてまだ縁が続いているかをお話しましょう。

バヌアツで日本人レストランを16年続けた辻 進次さんという方がいます。その方の年金手続きをしたことが現在の仕事のきっかけになったことは冒頭の日記通りですが、その辻さんが去年9月〜10月に12年ぶりに来日されたのです。

不況でレストランを相当の余裕を持って売却し、日本で更に稼ごうと野望を持ってやってきて、旧友やかつてバヌアツに来た旅行者に会ったり、求職活動をしてみたり、不動産の相場を調べたり、あるいは健康診断をしたりしていました。

さらにニュージーランドの旧友を訪ね、その後バヌアツに帰ってさあやるぞという時になって、脳梗塞で倒れました。軽い半身マヒでちょっと寄り道してリハビリを受けに日本に来られるそうです。

うーんどうも病気の話が多くなってますね〜ただし、辻さんお大事に。

issikikyurokusiki at 00:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0)南の島 

2005年02月09日

葉っぱを噛んで

治った風邪がまたぶり返しました。仕事を同僚に任せ、病院に行き薬をもらいました。日本ではごく普通の行動ですが、バヌアツの人は森林に入っていきます。そして適当な木の葉を取って「これを飲み込まないように噛んでいれば治る」などと言うのです。これも先祖伝来の立派な医療知識というべきでしょう。

薬のみならず、バイアグラのような精力増強の葉っぱもあります。ある男がこれを服用し、楽しんでいたのですが、興奮してうっかりその葉っぱを飲み込んでしまったそうです。

その結果、アレがアソコから抜けなくなってしまい、男女結合したまま病院に運ばれたという威力。病院に行って鎮静剤だか、文明の薬品を投与してようやく「離れた」そうです。

風邪から変な方向に話しが行きましたが、自然はバカにできませんねえ。道端の葉っぱを取って噛むだけのことが、なぜ病院に行って様々な法律や制度を適用されながら大勢の人の手を煩わせるようになったか、興味深いものがあります。

issikikyurokusiki at 19:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島 

2005年02月08日

バヌアツの歴史

「中国四千年の歴史」といいますが、実はバヌアツも四千年の歴史があります。その起源はタイやマレーシア方向から島伝いに南下してきた人々です。オーストラリアの博物館にはそんな歴史が紹介され、木をくり抜いた舟もあります。ちょうどオーストラリアの原住民アボリジニと同じ先祖でしょう。

「じゃそんな歴史があってどうして文献の一つもないんだ」と思われるかも知れませんが、18世紀にキャプテン・クックに「発見」されるまで、文字に書かれた歴史がないのです。従って過去の歴史は言い伝えの他は、遺跡の発掘により想像されてきました。

「発見」の後は植民地時代の荒波を受け、イギリスとフランスが話し合いの結果、共同統治となり、言語も教育も英仏混合の独自の文化が生まれました。太平洋戦争中は日本軍がすぐ北まで攻め寄せて、連合軍の最前線基地になったこともあります。

戦後も長らくそのままでしたが、1980年、独立を果たし、一時の混乱や内乱を経てほんの10数年前、平和になり今日に至っています。

ポートビラでくり抜き舟に乗りましたが、乗って3秒で転覆し舟は無事でしたがフレンチフリゲート自身は沈没しました。こんな舟で数千キロの海上を渡ってきた先人の知恵と勇気に感服します。f(^_^)

issikikyurokusiki at 19:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)南の島